あたり前の有り難さ [日々雑感]
歩くことが辛くなった・・・・・と久しぶりのきた電話で友人が言ってきた。
大雪の時の雪掻きでもともと調子が悪かった腰を更に痛めたと云うのだ。
治療・リハビリをして少し動けるようになったが皮肉な事に”歩く事”が回復への手立てだとなって日々励んでいるという。
胃壁の病巣を内視鏡で削り取った私の場合、”食べる事”との葛藤が続いた。食材・レシピその上行動まで抑制された。
”食べる事”は食欲を満たすための方便から回復・復帰のための義務となった。決められた薬を服用するような気分で食べることの楽しさなどは消えてしまう。
健康であれば”歩くこと”も”食べること”も呼吸をしていると同じようにあたり前の事なのだが、あたり前の事があたり前でなくなった時にあたり前の有り難さが身に沁みてくるものだとつくづく思った。
2014.5.15
2014-05-15 19:42
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